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【ガーデニング】バラ満開! 関西以南のおすすめバラ園6選

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吉原美奈子

待ちに待ったバラの季節が到来。自分の庭のバラを十分に愛でたら、よそのバラも見に行きましょう。日本にはその土地、土地の古くからのバラ園や、愛好家をうならせる見事なローズガーデンがたくさんあります。まずは関西~九州のバラ園をご紹介します。

【ガーデニング】バラ満開! 関西以南のおすすめバラ園6選

木製のトレリスに白とピンクのつるバラ、クレマチスを這わせた庭園。房咲きの白バラはボリュームたっぷりですが、小輪種と淡い色を使ってエレンガントにまとめています。

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【ガーデニング】バラ苗の植え付けと、開花前の作業ポイント

ガゼボは中にイスやベンチを置ける庭の構造物。小ぶりなガゼボにつるバラを絡ませ、木のベンチを置き足元にゲラニウムなどを植えたら、読書やお茶のくつろぎスペースに。

スペイン、マドリード植物園のローズガーデン。つるバラのアーチの向こうには噴水が見え、とてもゴージャス。ヨーロッパのバラ園でよく見る情景で、堂々たる風格があります。

バラ園の開花時期に注意を

バラの開花は5月というのが一般的なイメージですが、地域により、またその年の気候によっても開花の時期は変化します。

また、バラは早咲き、遅咲きなどの開花期による分け方もあります。標準地とされる東京近郊では、早咲き種は4月下旬頃、遅咲き種は5月下旬頃に開花するものが多いようです。

ほとんどのバラ園は長く花を楽しんでもらえるように、早咲きから遅咲きまでを取り揃えて植栽しているので5月上~中旬なら見ごたえ十分のはずです。

ただ、最近は温暖化の影響か、4月下旬に満開となるバラもあるのでネットなどで開花状況を調べてから出かけましょう。

カナダの公園の一画、小道に沿ってバラの茂みが続き、散歩やジョギングがより楽しくなりそう。欧米では、バラは公園に欠かせないとても身近な植物です。

特にお目当てのバラを見たいという場合、花が終わってしまうと最盛期の姿は翌年までおあずけになってしまいます。バラ園のブログをこまめにチェックしたり、直接問い合わせをするのがおすすめです。

ちなみに黄色の小花をいっぱいにつけることで人気のキモッコウバラですが、開花は4月上旬~中旬と一般のバラよりかなり早いため、バラと同時に見るのはむずかしい。
チューリップなどの季節に訪れるといいですね。

アメリカ、サンノゼ市立ローズガーデン。きちんと区画された場所にモダンローズを植え、中央に噴水を配する典型的な整形式庭園のスタイル。最近の日本のバラ園はもっと自然風です。

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