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体と心に効く、「ルッコラのおひたし」。タイム・オレガノのレシピも!

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雑誌「健康」編集部

暑さからくる疲れ、体や心の不調を普段の食事から解消しましょう。スーパーで買えるハーブをちょっととり入れるだけで、手軽に作れてアンチエイジング効果も期待できるレシピを3回にわたり紹介します。教えていただくのは、ハーブコンシェルジュの小早川 愛さん。第3回は、タイムとオレガノ、ルッコラをつかったおすすめレシピです。

★前回はこちら★

体と心に効く、ローズマリーレシピ4選。至福の「ローズマリーから揚げ」の作り方も

プロフィール
小早川 愛(こばやかわ・あい)

ハーブの魅力と活用方法を伝えるハーブコンシェルジュ。(株)HERBiS 代表取締役。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。新聞連載やテレビ出演などメディアでも活躍するほか、企業の社員食堂メニュー監修やハーブ栽培指導、大学講師も務める。著書に『わたしに効くハーブ大全』(主婦の友社) など。
https://voicy.jp/channel/2849

体と心に効くハーブ【タイム】

タイムに含まれるチモールという主成分は、気管支系の不調に良いとされています。
魚介と相性がよく、くさみ消しとして活躍。抗ウイルス作用があり、咳や痰などの症状を落ち着かせる働きがあります。

のどの調子を良くしたい日に【タイム入りハンバーグ】

「練る前のタイミングでタイムも投入。いつものハンバーグがグッと洗練された味わいになります。火を通す前のタイムはほろ苦さがありますが、ハンバーグにまぜれば、香りのいい隠し味に」

材料 2人分

タイム… 10ℊ(枝ごと大小10本ほど)
合いびき肉… 200ℊ
玉ねぎ… 100g
パン粉… 30g
牛乳… 10㎖
卵… 1 個
バター… 5g
オリーブオイル… 適量
塩、こしょう… 各少々

作り方

①玉ねぎはみじん切りにする。耐熱ボウルにバターとともに入れ、電子レンジ(600W)で3 分加熱し、まぜてから粗熱をとる。
②ボウルにひき肉、①、パン粉、牛乳、卵、塩、こしょうを入れ、タイムの枝から葉をすべてこそげ落として加える。よく練り、だ円形に成形する。
③フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、②を並べ入れる。片面に焼き目がついたら返し、しっかり火が通るまで5 分ほど焼く。

枝ごとしっかり煮込んで【タイムぶり大根】

「ハーブは煮込むことで香りが具材に移り、おいしく仕上がることからヒントを得て、試しに作ってみたところ大成功! 味つけはしょうゆだけなのに奥行きのある味に」

材料 2人分

タイム… 5ℊ(枝ごと大小5~7本)
ぶり… 2 切れ
大根… 200ℊ
しょうゆ… 大さじ2
水… 適量
塩… 少々

作り方

①タイムは枝ごと1 本ずつにばらす。葉をこそげ落とす必要はない。
②ぶりは塩を振り、大根は1㎝厚さの半月切りにする。
③なべに大根を敷き、タイム、ぶり、タイム、ぶりの順に重ね、ぶりがひたひたになるくらいの水を入れて強火で熱する。
④煮立ったら中火にしてしょうゆを回し入れ、30 分ほど煮る。食べるときは、枝をとり除き、落ちた葉は一緒に食べる。

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